~当てる占いではなく、見つける占い~
私は、いわゆる「占い師」と名乗ることに抵抗があります。
それは、
私にとって占いが「未来を当てるもの」ではなく、
「自分と対話するための、心の声に気づくための道具」だと思っているからかもしれません。
私にとっての占いは、TVや雑誌などでたまたま目に入ったものを楽しむものでした。
だから「自分が占いをする側になる」なんて考えたこともありませんでした。
占いに接点ができたのは、体調を崩して仕事を辞めたことがきっかけでした。
自信をなくし、
何かを始めようとしてもうまくいかず、
何をしても心から楽しめない。
そのうちに、自分の存在に自信が持てなくなっていきました。
そんな中で50代を迎え、「私には家庭以外の居場所がない・・・」
そんな想いが心に浮かびとても苦しくなりました。
そして、ふと思ったのです。
「今の私を占ってもらったら、どんなことを言われるんだろう?」と。
「占いを信じて・・・」というよりも、
むしろ「当たらない」と思っていたからこそ、逆に、
“全く違う視点”からの言葉を期待していたのだと思います。
自分の頭の中だけでは同じところをぐるぐる回ってしまうから、
自分では思いつかない言葉に出会いたかったのです。
そんな気まぐれのような気持ちで、初めて占いを受けてみたのでした。
そのときに感じたのは、「当たっているかどうか」ではなく、
いつもの日常の見え方を、少し変えてくれる“ツール”だということ。
星やカードから届いたその“ことば”は、
今の自分をやわらかく見つめ直す、そんなきっかけをくれました。
そこから私は、占いを「未来を言い当てるもの」ではなく、
「自分の心を映し、気づきにつなげる道具」だと考えるようになりました。
自分では気づきにくい感情にふと気づいたり、視点を少し横にずらすことで、
「あ、そうか」と思える瞬間が生まれたりする。
そんな小さな気づきの積み重ねが、前に進むきっかけになることがあるのだと思うのです。
星の動きやカードの絵柄を読み解くことで浮かび上がってくる、ひとつひとつの“ことば”。
必要なときに、必要な形で、そっと手渡せる存在でありたい。
私は、「当てる」より「見つける」占いを届けていきたいと思っています。
そのための「整える」をテーマに、「視点を整えるガイド」として、星のことばをそっと手渡すことができたら嬉しいです。
視点を整えるガイド|ここ乃 さき




