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初めてでも読める 覚えないタロット「1:魔術師」まずはイメージで

01魔術師 タロット

 

タロットを難しそうと感じてしまうのは、覚えようとしているから。

でも覚えなくても大丈夫。

カードを観察して、イメージを膨らませることで、リーディングができるようになります。

そこからさらに知識を増やしていけばいいのです。

まずは先入観を持たずに、カードを見てみましょう。

※このサイトで使用しているのはウェイト版のタロットカードです。

 

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先入観を持たずにカードを見てみよう

1「魔術師」のカードを、まずは、先入観を持たずに見てみましょう。

01魔術師

イメージしたことを書き出そう

絵柄からイメージしたこと、色から受けたイメージ、気になったことを書き出してみましょう。

あなたの感性でOKです。

出来ればノートか、パソコンやスマホならメモ機能などを使って書いておくと、あなたのオリジナルキーワード集を作ることができます。

 

タロットの知識が全くない人がこのカードを見た時に、どんな点が気になったのか、どんなイメージを持ったのかを聞いてみました。
参考に下記にのせています。
主なイメージをみてみる(クリックで展開します)
・天と地とを指していて何か意味がありそう
・机の上の道具はなに?何かやるのかな?
・頭の上はマーク?無限大?何か意味がありそう
・神聖な場所での儀式のように見える
・何かやろうとしているように見える
・何かを司っている偉い人
など
あなたはどうでしたか? 他にもあるかもしれませんね。

 

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1「魔術師(まじゅつし)」はどんなカード?

1「魔術師(まじゅつし)」
THE MAGICIAN/大アルカナ

一般的に使われている主な解釈を載せています。

あなたが絵柄からイメージしたことを思い出しながら読んでみてください。

カードのテーマ

■キーワード
創造・知性・才能・独創性など

魔術師は1番のカード。

「1」は全ての始まりの数字です。

0の愚者にも「始まり」というキーワードがありましたが、愚者は何もない無(0)の状態でした。

0の愚者が、真っ新な若者の人生が始まるというイメージに対し、1の魔術師は、そこから一歩進み、何かを始めようとするイメージです。

0から1への変化、無から創造へ、そんなカードです。

※カードのキーワードや数字が何を表しているかは、代表的なものをピックアップしているので、これだけではありません。

イメージからの読み取り

01魔術師

この人物の手は、天と地を指しています。

天は信念や志、地は現実化と捉えられ、自分の理想を具現化する能力があることを示しています。

表情は自信に満ち、天も地も支配しようとしている(実現できると疑っていない)かのようです。

テーブルには、道具が置かれています。

魔術師の彼には、この道具を使いこなし、応用する知恵があります。

これらを使って、彼は自分の望む何かを創り出そうとしているのでしょう。

頭には「∞」無限大のマークがあり、彼に無限の可能性があることを示しています。

でも道具は並べられているだけで、まだ何も始まってはいないのです。

準備は整っている、さぁ始めようという様子が描かれています。

 

テーブルの上の道具は、四大元素であるペンタクル(地)、カップ(水)、ソード(風)、ワンド(火)です。四大元素については小アルカナで説明します。

 

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色に注目

カードの背景が黄色で、全体的に黄色のイメージが強いです。

黄色には良い方への変化という意味合いがあります。

魔術師は、無から有への変化を起こそうとしていますが、その行為は祝福されるものであり、良い変化であることが伺えます。

魔術師の服は赤と白。

赤は情熱、能動的。

白は純粋、無垢。

魔術師は、純粋な心と情熱を持った人物だと読み取ることができます。

また、赤いバラは男性性、白い百合は女性性を表すと言われています。

男性性と女性性が交わることは「誕生」を意味し、「創造」の象徴でもあります。

 

 

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リーディングの拡げ方

カードが持つ基本的な意味は変わりませんが、読み手の感性やスタンス、知識量によって解釈や表現は変わります。

自分が気づいたところ、興味を持ったところなどを調べて知識を増やし、自分なりの解釈を確立していくことでリーディングの幅も拡がり、より深く読むことができるでしょう。

配置の法則

今回は、絵の配置に少し目を向けてみます。

カードは、上下、左右で隠されているメッセージが違います。

カードの上半分は、顕在的なものを表し、

カードの下半分は、潜在的なものを表しています。

魔術師

魔術師のカードの下半分は、テーブルや花が描かれていて、足元が見えません。

魔術師には、無意識のうちに隠したくなる何かがあるのかもしれません。

隠されているものは、素晴らしい種かもしれません。

それともインチキで種などないことを隠しているのかも?

自信満々に見えますが、虚勢を張っているだけで、実は自信がないのかもしれません。

赤と白の服を着た魔術師は、情熱的で純粋な人物のようですが、奥底には野望や欲望が隠れているのかもしれません。

崇高な理想の元に創造していく人物なのか?

ずる賢くうわべだけの人物なのか?

魔術師自身も気づいておらず、これからどう進んでいくのかで見えてくるのかもしれません。

ちなみに左右は、向かって左側が過去、右側は未来を表しています。

例えば『9隠者』のカードは、過去を振り返って内観している、『13死神』のカードは、過去と決別し未来へ向かう、そう読み取ることができます。

 

カードの解釈は、相談者の話を聞き、周りのカードとのバランスをみて行うので、リーダーによって回答や表現が違うこともあります。

正解というものはなく、リーダーが自由に選択しリーディングしていいのです。

ここにリーダーの持ち味が表れます。

ホロスコープがスイスイ読める

 

覚えないタロット

あなたがカードからイメージしたことや気になったことが、キーワードとなって表れていましたか?

自分がイメージしたことがリーディングに活かされていると、覚えなくても自然と体に入ってくると思います。

カードからイメージすることは人それぞれです。イメージしたことから連想ゲームのように、キーワードを増やしていくことができます。

タロットに正解はありません。

今回出てきたキーワードの他に、あなたがイメージしたキーワードがあれば、それを取り入れてよいのです。

もしかしたら、先入観のない初心者こそ、イメージを拡げることができ、しっくりとくる表現ができるかもしれません。

 

■ウェイト版タロットカード

このサイトで使用しているタロットカードは、ウェイト版です。

 

イメージで覚えたら、そこからは興味を持った部分を調べていくと、知識がどんどん増えます。

キーワードから連想し、新たなキーワードを見つけていきましょう。

想像力を使って、リーディングの幅を広げていきましょう。

 

 

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