初めてでも読める 覚えないタロット「16:塔」まずはイメージで

16塔 タロット

 

タロットを難しそうと感じてしまうのは、覚えようとしているから。

でも覚えなくても大丈夫。

カードを観察して、イメージを膨らませることで、リーディングができるのです。

そこからさらに知識を増やしていけばいいのです。

まずは先入観を持たずに、カードを見てみましょう。

※このサイトで使用しているのはウェイト版のタロットカードです。

 

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先入観を持たずにカードを見てみよう

「16:塔」のカードを、まずは、先入観を持たずに見てみましょう。

16塔

 

イメージしたことを書き出そう

絵柄からイメージしたこと、色から受けたイメージ、気になったことを書き出してみましょう。

あなたの感性でOKです。

出来ればノートか、パソコンやスマホならメモ機能などを使って書いておくと、あなたのオリジナルキーワード集を作ることができます。

 

タロットの知識が全くない人がこのカードを見た時に、どんな点が気になったのか、どんなイメージを持ったのかを聞いてみました。
参考に下記にのせています。
主なイメージをみてみる(クリックで展開します)
・火事で逃げないとやばい状況
・危機一髪
・背に腹は代えられない
・ダメージがありそう
・天罰がくだったよう
・王座が崩れ去る
・権威のある人が失墜
など
あなたはどうでしたか? 他にもあるかもしれませんね。

 

 

 

16「塔」はどんなカード?

16塔

16「塔(とう)」
THE TOWER/大アルカナ

一般的に使われている主な解釈を載せています。

あなたが絵柄からイメージしたことを思い浮かべながら読んでみてください。

カードのテーマ

■キーワード
崩壊、予期せぬ展開、トラブル、損失、価値観の変化、浄化 など

※カードのキーワードは、代表的なものをピックアップしているので、これだけではありません。

 

イメージからの読み取り

稲妻に打たれた人が真っ逆さまに落ちています。
背景は黒く、何かが限界に達しているのでしょうか?

「15 悪魔」に続き、悪いことが起こりそうなイメージのカードですね。

確かにこのカードは、アクシデントが起こることを警告しています。

雷が突然落ちるのと同じように、この出来事も突然起こります。

避けられなければ、この事実を受け入れるしかありません。

灰色の塔が、現実世界での事象や価値観など、今まで積み上げてきたものを象徴していて、それらがアクシデントにより、崩れる可能性があることを示唆しているのです。

ですが、落ち込む必要はありません。

稲妻は黄色で、祝福を表しています。

その出来事でショックを受けるかもしれませんが、それは祝福されるものであり、この出来事を経験するからこそ、気づくことがあり、やり直すことで幸福になれることを教えてくれているのです。

 

無意識に選んでいる未来をベストな未来へ書きかえます 心をリセット☆リラックスしてお話聞かせてください

 

「塔」のリーディングについて

「塔」は、例えば、仕事でミスをしても、そこから学ぶことで大きな成功につながる、大病をしたことで健康や家族に対する意識が変わるなど、その出来事が新たな気づきをもたらして、よい方向へ軌道修正してくれると捉えるとよいと思います。

ここで大切なのは、なぜミスをしたのか? なぜ病気になったのか? 原因を考えることです。
仕事に対して気が緩んでいなかったか? 健康への過信はなかったか?

灰色の塔は、私たちの中にある名誉欲や思い上がり、間違いや無理などの象徴で、稲妻は神の忠告です。

突然やってきたトラブルも、気づかない内に自分が引き寄せていたもの。

そのことに気づき、起こった出来事を真摯に受け止めることが再生につながるのです。

また、「塔」は警告のカードですから、「塔」が出た意味を考え、メッセージに気づき、考えや行動を改めれば、崩壊を避けることができるかもしれません。

「塔」は、「ピンチはチャンス」のカードです。

飛躍できる時だとポジティブに捉え、変化を受け入れる姿勢が幸福につながります。

 

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あなたなりの解釈を加えていこう

ここまでは、このカードの基本的な情報になります。覚えるというよりは、絵柄から感覚的にイメージできる内容だと思います。

タロットに正解はないので、ここからは自由に発想を飛ばしましょう。

「何が原因か考えるとき」、今までの価値観を変え「大胆なイメージチェンジ」をはかる、限界がきて「爆発する」など、いろいろなシチュエーションを想像してバリエーションを増やしていきましょう。

 

ホロスコープがスイスイ読める

 

逆位置の読み方

■キーワード
立ち直る、トラブル回避、混乱、多忙、緊迫、長引く不運 など

逆位置の場合は、意味が真逆になるだけではありません。

真逆と捉える場合もありますが、意味が強まる、薄まる、その特徴を上手く発揮できていないなど、白か黒かではなく、グラデーションになっています。

例えば、「長引く不運」は正位置の意味合いが強まった状態、「緊迫」はトラブルが起こりそうで緊張状態にある、「混乱」はトラブルが起こり動揺している様子、「多忙」はトラブルの後片付けで忙しい、「立ち直る」は、崩壊した状態から復活した状況だと言えるでしょう。

「トラブル回避」は、トラブル事態が起こっていない状況です。

逆位置といっても、時間経過の違いやいろいろな解釈があるので、その中からしっくりくるキーワードをみつけ、リーディングしていきましょう。

 

正位置も逆位置も解釈に「これが正解」というものはありません。
相談者の話を聴き、置かれた状況や、周囲のカードとの関連性によってキーワードを引き出し、しっくりくる解釈を見つけていきます。

 

こっちを選んだらどうなる?ゴール設定お手伝いします 選択に迷っているあなたへ 二者択一or三者択一でアドバイス

 

オリジナルノートを作ろう

「塔」のカードについて、イメージは膨らみましたか?

正位置、逆位置とも、思いついたキーワードや解釈をノートにどんどん書き込んでいきましょう。

あなたのオリジナルノートになり、あなたの持ち味を活かしたリーディングにつなげることができます。

 

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覚えないタロット

あなたがカードからイメージしたことや気になったことが、キーワードとなって表れていましたか?

自分がイメージしたことなら、覚えなくても自然と体に入ってくると思います。

カードからイメージすることは人それぞれです。そして連想ゲームのように発想を飛ばしていきましょう。

タロットに正解はありません。

あなたの感性をいかしたオリジナルのキーワードを取り入れて、リーディングに活かしましょう。

もしかしたら、先入観のない初心者こそ、イメージを拡げることができ、しっくりとくる表現ができるかもしれません。

 

■ウェイト版タロットカード

このサイトで使用しているタロットカードは、ウェイト版です。

 

イメージでカードの意味をつかめたら、そこからは興味を持った部分を調べていくと、知識がどんどん増えます。

キーワードから連想し、新たなキーワードを見つけていきましょう。

想像力を働かせると、リーディングの幅を広げていくことができます (^^)

 

 

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