タロットを難しそうと感じてしまうのは、覚えようとしているから。
でも覚えなくても大丈夫。
カードを観察して、イメージを膨らませることで、リーディングができるのです。
まずは先入観を持たずに、カードを見てみましょう。
※このサイトで使用しているのはウェイト版のタロットカードです。
先入観を持たずにカードを見てみよう
「13:死神」のカードを、まずは、先入観を持たずに見てみましょう。
イメージしたことを書き出そう
絵柄からイメージしたこと、色から受けたイメージ、気になったことを書き出してみましょう。
あなたの感性でOKです。
参考に下記にのせています。
13「死神」はどんなカード?
13「死神(しにがみ)」
DEATH/大アルカナ
一般的に使われている主な解釈を載せています。
あなたが絵柄からイメージしたことを思い浮かべながら読んでみてください。
カードのテーマ
終わりと始まり、死と再生、区切り、方向転換、手放す など
※カードのキーワードは、代表的なものをピックアップしているので、これだけではありません。
イメージからの読み取り
絵からもタイトルからも、「こんなカードが出てどうしよう」そう心配になるカードの1つだと思います。
でもこのカード、決して怖くありません。
人には必ず「死」が訪れます。「死」は避けようがなく当たり前にやってくる事実。
「死神」は「死」をもたらす怖いものではなく、当然のことを運んできているだけなのです。
物事には始まりがあれば、終わりもあります。
そしてこのカードは「終わり」を表すカードです。
すべてが終わるという意味ではなく、灰色の背景が示しているように、まだ道半ば。過程にすぎません。
終わりがあるからこそ、新しいスタートがある。
配置の法則は、向かって左側は過去、右側は未来を表していましたね。
死神は、過去から未来へ進んでいます。
ここを一旦区切りとし、今までのことを手放して新しい出発をする、終わることによって次に進む、そんなカードです。
あなたなりの解釈を加えていこう
ここまでは、このカードの基本的な情報になります。覚えるというよりは、絵柄から感覚的にイメージできる内容だと思います。
そして、ここからは自由に発想を飛ばしましょう。
例えば「区切り」や「死と再生」というキーワードから「白黒つける」などがイメージできるかもしれません。
「手放す」から「決める」と読み取る人もいるかもしれません。
「大きな変化」「人生の分かれ目」をイメージする人もいるでしょう。
正解はありません。いろいろなシチュエーションを想像して楽しんでくださいね。
そして解釈のバリエーションを増やしていきましょう。
逆位置の読み方
行き詰まり、繰り返す、思いきれない、変われない など
逆位置の場合は、意味が真逆になるわけではありません。
もちろん真逆ということもありますが、意味が強まる、薄まる、その特徴を上手く発揮できていないなど、白か黒かではなく、グラデーションになっています。
その中からしっくりくるキーワードを使いリーディングをします。
「死神」逆位置の解釈を拡げよう
「死神」の逆位置の解釈を「変われない」を使って拡げてみましょう。
例えば「なぜ変われないのか?」と考えてみると
「何か吹っ切れていないものがあるのかな?」「変わろうとしているけどやり方が上手くないのかな」「変わるのが怖いのかな?」
「停滞」「迷い」「未練」「次の展開までに時間がかかる」「腐れ縁」・・・などのキーワードが浮かぶ人もいるかもしれません。
いろいろな観点から想像してみると、イメージが膨らみますね。
相談者の話を聴き、置かれた状況や、周囲のカードとの関連性によってキーワードを引き出し、しっくりくる解釈を見つけていきます。
オリジナルノートを作ろう
「死神」のカードについて、イメージは膨らみましたか?
正位置、逆位置とも、思いついたキーワードや解釈をノートにどんどん書き込んでいきましょう。
あなたのオリジナルノートになり、あなたの持ち味を活かしたリーディングにつなげることができます。
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覚えないタロット
あなたがカードからイメージしたことや気になったことが、キーワードとなって表れていましたか?
自分がイメージしたことなら、覚えなくても自然と体に入ってくると思います。
カードからイメージすることは人それぞれです。そして連想ゲームのように発想を飛ばしていきましょう。
タロットに正解はありません。
あなたの感性をいかしたオリジナルのキーワードを取り入れて、リーディングに活かしましょう。
もしかしたら、先入観のない初心者こそ、イメージを拡げることができ、しっくりとくる表現ができるかもしれません。
■ウェイト版タロットカード
このサイトで使用しているタロットカードは、ウェイト版です。
イメージでカードの意味をつかめたら、そこからは興味を持った部分を調べていくと、知識がどんどん増えます。
キーワードから連想し、新たなキーワードを見つけていきましょう。
想像力を働かせると、リーディングの幅を広げていくことができます (^^)
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